広告運用代行の手数料はいくらか:相場の考え方と、見積もりの見方(2026年11月時点)
Web 広告の運用代行の手数料を、「広告費の20%」「月額固定」「成果報酬」などの種類別に整理しました。最低手数料で実質の負担が変わる計算と、見積もりで確かめるところが分かります。
- 手数料は4種類:広告費の約20%(定率)/月額の固定(月3万〜30万円と幅がある)/成果報酬(1件5,000〜30,000円)/工数連動
- 代理店は最低手数料(月5万円前後)を決めていることが多く、広告費が少ないと実質の手数料率が大きく上がる(広告費10万円で5万円なら50%)
- 20%の対象は運用の作業。アカウント構築・計測設定・制作・ページ改修は別料金になりやすい
このページについて:株式会社BeeBeat は、Web 広告の運用の仕事を受けています。このページは、BeeBeat に限らず、どの会社に頼むときにも使えるように書いています。BeeBeat の金額は公開しておらず、お話を伺ってから、金額と期間をお出ししています。
広告の運用を業者に頼むと、広告に使うお金(媒体費)とは別に、運用の手数料がかかります。手数料の決まり方には種類があり、広告費が少ないと負担が大きく見えます。見積もりを見る前に、基本を知っておいてください。
手数料の4つの種類
広告代理店の記事(株式会社一創、2026年8月9日公開・10月27日更新)では、次のように整理されています。
| 種類 | 決まり方 | 記事の中の目安 |
|---|---|---|
| 定率型 | 広告費に決まった割合をかける | 広告費の約20% |
| 固定報酬型 | 作業の量に応じた月額 | 月5万〜30万円 |
| 成果報酬型 | 問い合わせや購入などの成果1件ごと | 1件 5,000〜30,000円 |
| 工数連動型 | かかった人の数・月数で決める | 1人月 80万〜150万円 |
この記事では、定率型が成り立ちやすいのは広告費が月30万円以上、工数連動型は月100万円以上としています。
別の記事(@SOHO、2026年1月25日公開・8月21日更新)では、少ない広告費向けの固定型として、月3万〜5万円程度の定額を挙げています。成果報酬型は、1件の単価が割高になりやすく、対応する会社も限られるとしています。
最低手数料で、実質の負担が変わる
多くの代理店は、月5万円前後の最低手数料を決めています。広告費が少ないと、20%よりも最低手数料のほうが高くなります。次の表は、20%と最低5万円を例にした計算です(数字は例です)。
| 月の広告費 | 20%の手数料 | 最低5万円のとき実際の手数料 | 手数料の割合 | 広告費+手数料 |
|---|---|---|---|---|
| 10万円 | 2万円 | 5万円 | 50% | 15万円 |
| 25万円 | 5万円 | 5万円 | 20% | 30万円 |
| 30万円 | 6万円 | 6万円 | 20% | 36万円 |
広告費が25万円を超えたところで、20%と最低5万円が同じになります(一創の記事の試算と同じ考え方です)。広告費が少ない場合は、手数料の割合ではなく、手数料の金額を見てください。
初期費用と、20%に入らないもの
- 初期費用:0円から10万円程度が目安とされています(一創)。既存のアカウントを引き継ぐのは無料、新しく作るのは有料、という分け方が多いとされています。@SOHO の記事では、初期費用として3万〜5万円を請求する会社や、レポート作成を有料にする会社もあるとしています。
- 20%の対象:管理画面の中での運用が対象で、アカウントの構築、計測の設定、広告の画像や動画の制作、ページの改修、まとめのレポートは、別料金になりやすいとされています(一創)。
見積もりでは、初月と2か月目以降の両方の総額を出してもらうと、比べやすくなります(@SOHO)。
見積もりの見方
- 手数料の種類は何か(定率・固定・成果報酬)
- 最低手数料はいくらか
- 手数料に含まれる仕事と、別料金になる仕事の一覧
- 初期費用はいくらか(既存のアカウントなら無料か)
- 初月と2か月目以降の、広告費を除いた総額
比べるときに聞くことは、広告運用代行を比べるとき、聞いておく8つのことにまとめています。そもそも頼むかどうかは、自分でやるか、頼むかで整理しています。
この数字の読み方
ここで紹介した記事は、広告代理店や、運用者を紹介するサービスが書いています。立場によって、勧める選択肢が違います。数字は、あくまで一般的な目安です。実際の見積もりは、会社ごと、広告の媒体ごとに違います。
よくある質問
- 手数料の相場は、結局いくらですか?
- 広告費の約20%が一般的な目安とされています。ただし、最低手数料(月5万円前後)が決められていることが多く、広告費が少ないと、実際の手数料の割合はもっと高くなります。
- 月の広告費が5万円でも、頼めますか?
- 頼める会社はあります。固定型(月3万〜5万円程度)や、運用者へ直接頼む形が合うことがあります(@SOHO の試算では、広告費5万円で総額は約8万円)。
- 成果報酬型は、得ですか?
- 成果が出たときだけ払う形なので安心に見えますが、1件あたりの単価が高めになりやすい、対応する会社が限られる、という指摘があります。何を成果として数えるかを、先に決めておく必要があります。
出典
確認日:2026-11-04
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