広告運用代行を比べるとき、聞いておく8つのこと:契約・アカウント・解約
Web 広告の運用を頼む会社を比べるとき、見積もりの金額のほかに確かめておきたい8つのことをまとめました。最低手数料、別料金の範囲、アカウントの名義、契約期間、解約のときの引き継ぎなどです。
- 聞くのは8つ:手数料の種類と最低額/別料金になる仕事/最低の出稿額/アカウントの名義と権限/契約期間と解約の伝え方/解約のときのデータの引き渡し/計測の設定/報告の内容
- アカウントは自社の名前で作り、代理店にはアクセスの権限だけ渡す形が望ましいとされる
- 契約は3〜6か月、解約は1か月前の申し出が一般的とされる
このページについて:株式会社BeeBeat は、Web 広告の運用の仕事を受けています。BeeBeat に頼む場合にも、他の会社に頼む場合にも、同じ項目で確かめられるように書いています。
広告運用の見積もりは、金額が似ていても、契約の条件で違いが出ます。やめるときに困らないように、次の8つを聞いて、書面で確かめてください。
1. 手数料の種類と、最低額はいくらか
定率(広告費の約20%)、月額固定、成果報酬のどれかを聞きます。最低手数料(月5万円前後が多いとされます)があるかも確かめます。広告費が少ないと、最低額のほうが効いてきます(手数料はいくらか)。
2. 別料金になる仕事は何か
手数料の20%は、管理画面の中の運用が対象で、アカウントの構築、計測の設定、制作、ページの改修、まとめのレポートは別料金になりやすいとされています(株式会社一創、2026年8月9日公開・10月27日更新)。何が含まれ、何が別かを一覧にしてもらいます。
3. 最低の出稿額はあるか
会社によっては、月の広告費に最低額を決めています。自社の予算が、その額を下回らないかを確かめます。
4. アカウントは、誰の名前で作るか
広告のアカウントは、自社の名前で作り、代理店にはアクセスの権限を付ける形が望ましいとされています。代理店の名前で作ると、やめるときに、配信の実績や、広告が学んだデータを引き継げないためです(一創)。
- 代理店に付ける権限は、「標準」で足りることが多く、管理者の権限と、請求に関わる権限は、自社で持つことが勧められています(一創)。
- Google 広告では、1つの広告アカウントのオーナーに指定できる管理者アカウント(MCC)は1つだけです(一創)。
5. 契約期間と、解約の伝え方
最低の契約期間は3か月〜6か月、解約は1か月前までの申し出、が一般的とされています(一創)。自社の契約が、どうなっているかを確かめます。
6. 解約のときの引き渡し
やめるときに、何を引き渡してもらえるかを聞きます。
- 代理店の管理者アカウント(MCC)とのリンクを、いつまでに外すか
- レポートやデータは、どこまで渡してもらえるか
7. 計測の設定は、誰のものか
問い合わせや予約の数を数える設定(計測)は、広告の成果を見る土台です。設定を誰が作り、やめたあとも自社で使えるかを確かめます。
8. 報告の内容と頻度
毎月の報告に、広告費、表示の回数、クリックの数、問い合わせの数、1件あたりの費用が入っているかを聞きます。「何をしたか」だけでなく、数字がどう動いたか、次に何をするかまで書かれているかを見ます(見る数字は最初の1か月で見る4つの数字にまとめています)。
8つを1枚にまとめる
| 聞くこと | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 手数料の種類と最低額 | ||
| 別料金になる仕事 | ||
| 最低の出稿額 | ||
| アカウントの名義と権限 | ||
| 最低の契約期間・解約の伝え方 | ||
| 解約のときの引き渡し | ||
| 計測の設定は誰のものか | ||
| 報告の内容と頻度 |
この記事の使い方
ここに書いた条件は、広告代理店の記事を元にした一般的な目安です。実際の契約は、会社や媒体によって違います。契約の前に、書面の内容を、自分の目で確かめてください。
よくある質問
- 自社名義のアカウントがない場合は、どうしたらよいですか?
- 新しく作る場合は、自社の名前で作り、運用会社にアクセスの権限を付けてもらう形を、先に頼んでおきます。すでに代理店の名前で作られている場合は、やめるときの引き継ぎを、契約の前に確かめます。
- 契約期間の縛りは、なくせますか?
- 会社によります。最低の契約期間は3〜6か月が一般的とされているので、短くしたい場合は、見積もりの段階で相談します。
- 見積もりを比べるのに、何を用意すればよいですか?
- 月の広告費の予定、広告で増やしたいこと(予約・問い合わせなど)、すでにあるアカウントの有無です。これらが決まっていると、各社の見積もりの前提がそろいます。
出典
確認日:2026-11-04
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